WEBマーケティングを学ぶ。ペルソナ(架空のターゲットユーザー)設定

WEBマーケティングを学ぶ。ペルソナ(架空のターゲットユーザー)設定

今回のポイント

WEBマーケティングを行う上で最も重要なのは、ターゲットの選定です。

このターゲットを絞ることで、自身のページの強みや弱みをより具体的に分析することができるようになります。

そこで必要となるのが『ペルソナ設定(架空のターゲットユーザー)』です。

ペルソナとは

ペルソナとは心理学者のユングが『人間の外的側面』と定義した心理学用語です。

そこからマーケティングを行う上で『象徴的な利用者像』として解釈されるようになりました。

今回のテーマ『ペルソナ(架空のターゲットユーザー)設定』につながります。

ペルソナ設定とは

ペルソナ設定とは先程も記述しましたが、『架空のターゲットユーザー』を設定するということです。

これは元々、製品デザインやソフトウェア開発の領域で、顧客像を詳細に想定して担当者間で共有し、その人物像への理解を深めることでマーケティング方針を統一する手法として導入されていました。

そしてそれまでマーケティング担当者の間では、戦略としてターゲットは絞り込むものの、たとえば「30歳OLのための化粧品」「日中に時間のある主婦向けの通信教育」など、ターゲットを“層”として捉えることが通例でした。

しかし、インターネットの進化も伴って、よりターゲットを絞ることで有効なアプローチがかけられる時代になり、もっとその人の行動や性格、価値観等まで含んだ具体的なターゲット設定が必要になり、マーケティング担当者の間でペルソナ設定の有効性に注目が集まり出したのです。

ペルソナとターゲットは違う

ターゲットとは書いて字の如く、『目標』です。

先程から解説していますが、ペルソナはターゲットをより細分化することで見えてくるものです。

例えば『りんごを買ってもらう』をアウトプットとして考えた場合、『主婦』にターゲットを絞ります。
そしてその『主婦』のターゲットは『40代・女性・子供持ち・住まいは一軒家・地元・日中から夕方に買い物』といった具合にペルソナを設定していくわけです。

ペルソナ設定を行うメリット

顧客の視点で考えられる

ペルソナを設定すると、ユーザーにとって利便性が高いコンテンツを制作できます。
例えば、初心者から上級者までを対象にした記事を作ろうとすると、基礎から応用までさまざまな情報を詰め込むことになり、ユーザーの利便性が下がることがあります。不要な情報が多くなり、ユーザーがそれぞれ必要としている情報にたどり着くまで時間がかかるからです。
また、あれもこれもと内容を詰め込んでしまうと、一番伝えたい・宣伝したい要素がぼやけてしまい、伝わらないこともあるでしょう。
ペルソナを設定すると、コンテンツを本当に必要なものに絞り込むことができ、不要なものを制作する手間やコストを省けます。

開発チームで共通認識ができる

ターゲットには『さまざまな人』が含まれるため『こういう人も想定し、こういった内容も取り入れるべき』という意見が多く発生します。
その結果、ニッチで誰も得しないコンテンツが山積みとなり、時間とお金だけが消費されてしまうという残念な事態を招きかねません。
プロジェクトメンバーの中で同じ人をイメージして議論を進めることで、必要な機能やデザイン、説明などを整えやすく、時間をかけず、建設的な内容を話し合うことができるようになります。

ペルソナ設定に必要な情報

ペルソナ設定を行う際は、以下の内容を参考にしながら設定していきましょう。

  1. 基本情報(年齢、性別、居住地など)
  2. 職業(大学・学部、業種・役職、最終学歴)
  3. 生活パターン(起床時間、通勤時間、勤務時間、就寝時間、外食派or自炊派、休日の過ごし方)
  4. 性格(価値観、物の考え方)、生活での実感(困っていること、興味があること)
  5. 人間関係(恋人・配偶者・子供の有無、家族構成)
  6. 収入、貯蓄性向
  7. 趣味や興味(インドア派orアウトドア派、友人間での流行等)
  8. インターネット利用状況・利用時間
  9. 所持しているデバイス
  10. 流行への感度

ペルソナ設定時の注意点

ペルソナを適切に設定することができないと、マーケティング効果が発揮できないのでペルソナ設定時に注意が必要になります。

都合のいいペルソナ設定をしない

ペルソナ設定を行う時、自分たちに都合のいいペルソナ設定をしないことが重要です。自分たちが開発したい商品・サービスを裏付けるような人物像にするとユーザーのニーズと乖離してしまいます。ペルソナ設定は自分たちの思いではなく、ユーザー目線で行いましょう。

思い込みでペルソナ設定をしない

思い込みでペルソナ設定を行うと、ユーザーのニーズを正確に把握することができません。思い込みを避けるためにユーザーにインタービューしたり、客観的なデータを収集することが必要になります。

ペルソナ設定を定期的に見直す

私たちは日々、多くの人や情報に関わっているので徐々に価値観等が変わっていくことがあります。ペルソナ設定を変更せずに商品・サービスを開発し続けると、徐々にユーザーのニーズと乖離していきます。このようなことがあるので、定期的にペルソナ設定を見直す必要があります。

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